Windows10にVB(VirtualBox)とCentOSをインストールして仮想環境を構築します。
この手の手順はいろんなところに散らばっているので、問題ない人はSkipで。
VirtualBoxの調達&インストール
以下のサイトから取得してインストール。自信なければ他サイト見て調べてみてくださいな。
https://www.oracle.com/virtualization/technologies/vm/downloads/virtualbox-downloads.html
CentOSの調達
後で使うのであらかじめダウンロードだけしておく。CentOSのサイトからインストールするISOファイルを取得する。一応遷移のチートシートは以下です。

VBで仮想マシンを作成する
こちらもチートシートを見て感じてくれ。

仮想マシンにCentOSをインストール
これもチートシートを。。

Javaのインストール
CentOSで利用するJavaをインストールする。JavaEEが推奨されるけど、JavaEEは有償になったりなので、今回はOSSのOpenJDKを使ってみる。
上記のCentOSインストールの手順で、以下の通り、OpenJDKがインストールされています。
[root@localhost ~]# java -version
openjdk version "1.8.0_262"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_262-b10)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.262-b10, mixed mode)
①JAVA_HOMEの設定
以下を実行して、Javaを有効にします。
[root@localhost opt]# echo "export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java-1.8.0-openjdk-1.8.0.262.b10-0.el7_8.x86_64" >> /root/.bashrc
[root@localhost opt]# source /root/.bashrc
[root@localhost opt]# echo $JAVA_HOME
/usr/lib/jvm/java-1.8.0-openjdk-1.8.0.262.b10-0.el7_8.x86_64
OpenJDKで動くかどうかの記載はいろんなサイトを見渡した限りなかったけど、今のところちゃんと動いている、やったね!
おまけ(TeratermとWinSCP)
これからCentOSでコマンドを打ったり、CentOS内のファイルを操作するにあたって、VBのCentOSを直接いじるとなるとちょっと面倒です。
右側のCtrlボタンを押さないとWindowsの操作に戻れなかったりとかとか。
(プラグインで対応できたりするんですが。)
また、複数台のサーバーへのアクセスが必要になった時にいちいち各サーバーでGUIをを開くのも面倒なので、TeratermとWinSCPの扱い方を簡単に覚えておくとよいと思います。
Teratermとは
SSHクライアントツールとなります。サーバーに対してSSHで接続することができるツールです。
通信における情報を暗号化してやり取りするものとなります。
ダウンロードとインストールと使い方
こちらからexeファイルを取得します。

こちらを起動するとインストールの画面が出てきますので、日本語、デフォルトですべて次へを連打してぱぱっとインストールします。
インストール完了すると、デスクトップにTeratermが追加されますので、そちらを起動します。

ホストに、接続先のIPアドレスを入力してOKを押します。先ほどCentOSで「ip a」を使って調べたIPアドレスですね。
接続エラーが起こったらCentOSのIPアドレスが変わっている可能性があるのでもう一度調べましょう。
すると、鍵の認証にかかわるセキュリティ警告の画面が表示されます。こちらは画像はありませんが、OKで進んでください。

ユーザー名とそのパスワードを入力するとCentOSのコマンドにアクセスすることができます。

ここからはCentOSと同様にコマンドを打ちこんで操作が可能です。
WinSCPとは
SFTPクライアントツールとなります。接続先に対して、SSHを利用して一連のファイル操作が可能となるツールです。
ダウンロードとインストールと使い方
こちらからexeファイルを取得しTeratermと同様日本語選択してインストールしていきます。

winSCPを起動すると、以下のようなログイン画面が出てきます。

ホスト名、ユーザー名、パスワードについて、teratermと同様に入力して、ログインボタンをクリックすると、CentOSのディレクトリの操作が可能になります。

左側がwindows側のディレクトリ、右側がCentOS側のディレクトリですね。
ドラッグアンドドロップでファイルの移動ができます。また、右クリックからプロパティで、CentOS側のファイルの権限も変更することができます。
このアプリを利用することによって、windowsとCentOS間のファイルのやり取りが少しスムーズになります。
CentOS7とJavaの性能検証用環境の構築